基本情報技術者
テクノロジ系
ディスパッチャの役割として適切なものはどれか。
1.
ディスクへの書き込みを管理する
2.
実行するプロセスをCPUに割り当てる
✓ 正解
3.
メモリを管理する
4.
ネットワーク通信を管理する
📝 解説
ディスパッチャはOSのプロセス管理機能のうち、スケジューラが「次に実行するプロセス」を選択した後に、そのプロセスをCPUに実際に割り当て(ディスパッチ)する役割を担います。工場のシフト管理者に例えると、工場長(スケジューラ)が「次はA班を機械に配置する」と決定し、現場の班長(ディスパッチャ)が実際にA班の作業員を機械の前に配置する作業を行います。ディスパッチャが具体的に行う作業は「①コンテキストスイッチ(現在実行中プロセスのCPUレジスタ・PCなどの状態をPCBに保存)②次プロセスの状態をPCBからCPUレジスタ・PCへ復元③ユーザモードへの切り替え④次プロセスのプログラムへジャンプ」です。スケジューリングアルゴリズム(FCFS・SJF・ラウンドロビン・優先度スケジューリング等)はスケジューラが担当し、ディスパッチャはその決定を実行するエグゼキューターです。誤答の「ディスクへの書き込みを管理する」はディスクI/Oスケジューラ、「メモリを管理する」はメモリ管理モジュール、「ネットワーク通信を管理する」はネットワークスタックの役割です。「ディスパッチャ=スケジューラが選んだプロセスをCPUに割り当てる・コンテキストスイッチを行う」と覚えましょう!