情報セキュリティマネジメント
テクノロジ系
ワームとウイルスの違いとして適切なものはどれか。
1.
ワームは他のファイルに感染し、ウイルスは単独で活動する
2.
ワームは単独で自己増殖しネットワークに広がり、ウイルスは他のファイルに寄生する
✓ 正解
3.
ワームはWindowsのみで動作し、ウイルスはすべてのOSで動作する
4.
ワームはデータを暗号化し、ウイルスはデータを削除する
📝 解説
ウイルスとワームはどちらも自己増殖しますが、増殖の仕組みが根本的に異なります。電気設備の障害に例えると、ウイルスは「配電設備(別のファイル)に潜り込んで、その設備が使われるたびに電力系統全体に問題を広げる」イメージ、ワームは「ネットワーク(電力網)を自律的に流れて次々と別の設備(コンピュータ)に侵入する」イメージです。ウイルスは宿主ファイル(実行ファイル・ドキュメント等)に感染(寄生)して、宿主が実行されたときに他のファイルに感染します。一方ワームは単独で動作し、ネットワーク上の脆弱性を突いて宿主ファイルなしに自律的に感染を広げます。これが「ワームはホストファイルを必要としない」という重要な違いです。2003年のSQLSlammer(30分で7万5000台に感染)、WannaCry(2017年・世界で15万台以上感染)がワームの有名な事例です。誤答の「ワームは他のファイルに感染し、ウイルスは単独で活動する」は逆の説明です。「ウイルス=宿主ファイルに寄生・ワームは単独でネットワーク自律拡散」と覚えましょう!