情報セキュリティマネジメント
テクノロジ系
リスト型攻撃(パスワードスプレー)の説明として適切なものはどれか。
1.
1つのIDに対してすべてのパスワードを試す攻撃
2.
他サービスで漏洩したID・パスワードを別サービスで試す攻撃
✓ 正解
3.
パスワードの変更を強制する攻撃
4.
パスワードをネットワーク上で盗む攻撃
📝 解説
リスト型攻撃(クレデンシャルスタッフィング)は「他のサービスの情報漏洩等で入手したID・パスワードのリストを、別のサービスのログインに転用して不正アクセスを試みる攻撃」です。合鍵の流用に例えると、隣の家の合鍵(別サービスのID・パスワード)を入手して、自宅(標的サービス)の鍵穴に試すイメージです。同じパスワードを複数サービスで使い回している人が被害に遭います。実際に2019年〜2020年には日本の大手サービス(宅配便・航空・通販など)でこの攻撃による不正ログインが大規模に発生しました。最大の対策は「パスワードの使い回しをしない」こと。各サービスで異なる強力なパスワードを使い、パスワードマネージャーで管理するのが実践的な対策です。加えて多要素認証(MFA)を設定することで、パスワードが漏洩しても不正ログインを防げます。誤答の「1つのIDに対してすべてのパスワードを試す」はブルートフォース攻撃、「パスワードの変更を強制する」は対策の話です。「リスト型攻撃=漏洩した認証情報を別サービスに転用・パスワード使い回しが最大のリスク」と覚えましょう!