情報セキュリティマネジメント
テクノロジ系
DNSキャッシュポイズニングの説明として適切なものはどれか。
1.
DNSサーバに過負荷をかける攻撃
2.
DNSサーバのキャッシュに偽の情報を書き込んでユーザを偽サイトに誘導する攻撃
✓ 正解
3.
DNS通信を盗聴する攻撃
4.
DNSサーバを停止させる攻撃
📝 解説
DNSキャッシュポイズニングは「DNSサーバのキャッシュに偽の名前解決情報を注入し、正規サイトのドメイン(例:www.bank.co.jp)に対応するIPアドレスを攻撃者のサーバIPに書き換えることで、ユーザーを偽サイトに誘導する攻撃」です。道路の標識を書き換える攻撃に例えると、「銀行→→こちら」という道路標識(DNS情報)を攻撃者が「偽銀行サイト→→こちら」に書き換えてしまうイメージです。ユーザーはいつも通りのURLを入力しているにもかかわらず、偽サイトに誘導されてしまいます。DNSキャッシュには一定時間(TTL)情報が保存されるため、ポイズニングが成功すると多くのユーザーが影響を受けます。対策はDNSSEC(DNSのデジタル署名による応答の正当性検証)の導入です。2008年にDan Kaminskyが発見した手法で広く知られています。誤答の「DNSサーバに過負荷をかける攻撃」はDNS対象のDDoS攻撃、「DNS通信を盗聴する攻撃」はDNSスヌーピング、「DNSサーバを停止させる攻撃」はDNSへのDoS攻撃の説明です。「DNSキャッシュポイズニング=DNSキャッシュに偽情報を注入してユーザーを偽サイトに誘導する攻撃」と覚えましょう!