情報セキュリティマネジメント
テクノロジ系
アクセス制御リスト(ACL)の説明として適切なものはどれか。
1.
ユーザのパスワードを管理するリスト
2.
リソースへのアクセス権限(許可・拒否)を定義したリスト
✓ 正解
3.
ネットワーク機器の一覧
4.
マルウェアのシグネチャリスト
📝 解説
ACL(Access Control List:アクセス制御リスト)は「ファイル・ディレクトリ・ネットワークリソースなどへのアクセス権限(読み取り・書き込み・実行・接続許可・拒否)を定義した一覧表」です。マンションの鍵管理表に例えると、「101号室:Aさん○・Bさん×・管理人○」「共有施設:全居住者○・部外者×」のように、誰が何にアクセスできるかをリストで管理するのがACLのイメージです。ファイルシステムのACL(LinuxのPOSIX ACL・WindowsのNTFS ACL)はファイルやフォルダに対してユーザー・グループごとの読み書き実行権限を細かく設定できます。ネットワーク機器(ルーター・ファイアウォール)のACLはIPアドレス・ポートによる通信の許可・拒否ルールを定義します。最小権限の原則(Principle of Least Privilege)に基づき、必要最低限の権限だけをACLで付与することがセキュリティの基本です。誤答の「ユーザのパスワードを管理するリスト」はパスワードデータベース、「ネットワーク機器の一覧」は資産管理台帳、「マルウェアのシグネチャリスト」はウイルス定義ファイルの説明です。「ACL=誰が何にどんな権限を持つかを定義したリスト・ファイルとネットワーク両方で使われる」と覚えましょう!