基本情報技術者
ストラテジ系
知識管理(ナレッジマネジメント)の目的として適切なものはどれか。
1.
データベースを管理すること
2.
組織内の知識・ノウハウを共有・活用して組織力を高めること
✓ 正解
3.
知的財産権を管理すること
4.
従業員の知識レベルを評価すること
📝 解説
ナレッジマネジメント(知識管理)は「組織メンバーが持つ暗黙知(経験・ノウハウ・勘)を形式知(文書・マニュアル・データ)に変換し、組織全体で共有・活用することで競争力を高める経営手法」です。老舗料理店の味の継承に例えると、料理人の頭の中にある「匠の味(暗黙知)」を正確なレシピ(形式知)に書き起こして後継者に伝えることがナレッジマネジメントの本質です。野中郁次郎氏のSECIモデルは「共同化(暗黙知を体験共有)→表出化(形式知に変換)→連結化(形式知を組み合わせ)→内面化(形式知を暗黙知として体得)」というサイクルで知識を創造・活用するプロセスを示します。社内WikiやナレッジベースはIT面でのナレッジマネジメント実践です。誤答の「データベースを管理する」はDB管理者の業務、「知的財産権を管理する」はIP管理、「従業員の知識レベルを評価する」は人事評価の話です。「ナレッジマネジメント=暗黙知を形式知化して組織で共有・活用する経営手法」と覚えましょう!