基本情報技術者
マネジメント系
ソフトウェア開発の見積り手法のうち「類推見積り」の説明として適切なものはどれか。
1.
機能の数からコストを算出する手法
2.
過去の類似プロジェクトの実績を参考に見積もる手法
✓ 正解
3.
コードの行数からコストを算出する手法
4.
専門家の経験から見積もる手法
📝 解説
類推見積り(アナロジー見積り)は「過去に完了した類似プロジェクトの実績データ(工数・コスト・期間)をもとに、新プロジェクトの規模・工数・コストを推定する見積り手法」です。引越し業者の見積りに例えると、「以前に同じような間取り・距離の引越しは約△万円だったから、今回もそのくらいかな」という経験則による見積りが類推見積りと同じ発想です。トップダウン見積りとも呼ばれ、詳細が不明な初期段階での概算に向いています。正確性は専門家が持つ過去データの質と量に依存し、類似していない案件に適用すると精度が落ちます。見積り手法の区別:類推見積り(過去の類似実績から推定)・パラメトリック見積り(統計モデルで計算)・ボトムアップ見積り(作業を細分化して積み上げ)・ファンクションポイント法(機能規模から算出)。誤答の「機能の数からコストを算出する」はファンクションポイント法、「コードの行数からコスト算出」はLOC見積りの説明です。「類推見積り=過去の類似プロジェクト実績を参考にした概算見積り」と覚えましょう!