基本情報技術者
マネジメント系
ITサービスの問題管理の目的として適切なものはどれか。
1.
インシデントを素早く解決すること
2.
インシデントの根本原因を特定・解消して再発を防止すること
✓ 正解
3.
ユーザの問い合わせに対応すること
4.
システムの性能を向上させること
📝 解説
ITSMの「問題管理(Problem Management)」は「インシデント(障害)の根本原因を特定・分析し、恒久的な解決策を実施して同じ問題の再発を防止する」プロセスです。工場の設備故障管理に例えると、機械が止まったとき「とりあえず再起動して動かす(インシデント管理)」だけでなく、「なぜ止まったかを解析し、摩耗した部品を特定して交換・再発防止策を実施する(問題管理)」まで行うことで根本的な改善につながります。ITILにおけるインシデント管理と問題管理の違いが重要です:インシデント管理=サービスをできるだけ速く復旧させることが目的(暫定対応)、問題管理=根本原因の特定と恒久対策の実施が目的(根本解決)。問題管理では「既知のエラー(Known Error)」として記録し、ワークアラウンド(回避策)を整備します。誤答の「インシデントを素早く解決する」はインシデント管理の目的で、問題管理は速さより根本解決を重視します。「問題管理=インシデントの根本原因を特定して再発防止する」と覚えましょう!