ITパスポート
テクノロジ系
デジタル署名の目的として適切なものはどれか。
1.
データを圧縮する
2.
送信者の正当性とデータの改ざん検知を確認する
✓ 正解
3.
通信速度を上げる
4.
データを暗号化する
📝 解説
デジタル署名の目的として適切なものを問う問題です。デジタル署名は「送信者の本人確認(なりすまし防止)」と「データが改ざんされていないことの証明(完全性の保証)」を同時に実現する仕組みです。印鑑と実印に例えましょう。重要書類に実印(デジタル署名)を押すことで「確かに私が書いたこと(送信者の正当性)」と「後から内容を書き換えられていないこと(改ざん検知)」を証明できます。具体的な仕組みは以下の通りです。送信者はデータのハッシュ値(データの指紋)を自分の秘密鍵で暗号化して「署名」を作ります。データと署名をセットで送ります。受信者は送信者の公開鍵で署名を復号してハッシュ値を取り出し、自分で計算したハッシュ値と比較します。一致すれば本人が送った(秘密鍵保有者)かつ改ざんなしが証明されます。デジタル署名は「盗聴防止」の機能は持ちません(それは暗号化の役割)。誤答の「データを圧縮する」「通信速度を上げる」「データを暗号化する」はデジタル署名の目的ではありません。「デジタル署名=なりすまし防止+改ざん検知」と覚えましょう!