ITパスポート
テクノロジ系
エッジコンピューティングの説明として適切なものはどれか。
1.
すべての処理をクラウドで行う方式
2.
データの発生源(エッジ)付近で処理を行い遅延を減らす方式
✓ 正解
3.
データをエッジ(端)から削除する方式
4.
ネットワークの端末のみで処理を行う方式
📝 解説
エッジコンピューティングはIoT機器・センサー・カメラなどデータが発生する場所(エッジ)の近くにコンピューティングリソースを置き、データをクラウドまで送らずに現地処理する方式です。電力インフラで例えると、大型発電所(クラウド)だけに頼らず、各地域に変電所・配電設備(エッジサーバ)を分散配置することで送電ロスを減らし素早く電力を供給できる構造に似ています。全データをクラウドへ送ると通信遅延(レイテンシ)が問題になる自動運転・工場の製造ライン監視・リアルタイム医療診断・スマート交通システムなどでエッジコンピューティングが特に有効です。クラウドとの対比として「クラウド=集中処理・スケーラブル」「エッジ=分散処理・低遅延・オフライン対応可」と整理できます。近年はエッジとクラウドを組み合わせた「フォグコンピューティング」という概念も登場しています。誤答の「すべての処理をクラウドで行う方式」は従来のクラウドコンピューティング、「データをエッジ(端)から削除する方式」「ネットワーク端末のみで処理する方式」はいずれも正確ではありません。「エッジコンピューティング=データ発生源付近で処理・低遅延・帯域節約」と覚えましょう!