情報セキュリティマネジメント
テクノロジ系
暗号化方式のうちAESの説明として適切なものはどれか。
1.
公開鍵暗号方式の代表的なアルゴリズム
2.
現在の標準的な共通鍵ブロック暗号アルゴリズム
✓ 正解
3.
ハッシュ関数のアルゴリズム
4.
デジタル署名専用のアルゴリズム
📝 解説
AES(Advanced Encryption Standard)は「現在の標準的な共通鍵ブロック暗号アルゴリズム」で、米国標準技術研究所(NIST)が2001年に標準化しました。工場のロッカーの錠前に例えると、かつてのDES(旧式の錠前)は56ビット鍵で今のコンピュータに解析されてしまうため、AES(最新の高性能な錠前)に交代しました。AESは鍵長128・192・256ビットをサポートし、128ビットですら現在のスパコンで総当たり攻撃するのは現実的に不可能とされています。共通鍵暗号の特徴は「送受信者が同じ鍵を使う」ため処理が高速です。Wi-Fi(WPA2/WPA3)・HTTPS(TLS)・ファイル暗号化・ディスク暗号化(BitLocker)・パスワード保護など、あらゆる場所でAESが使われています。公開鍵暗号(RSA等)と組み合わせて「鍵交換はRSA、データの暗号化はAES」というハイブリッド方式が一般的です。誤答の「公開鍵暗号方式の代表的なアルゴリズム」はRSA・楕円曲線暗号の説明、「ハッシュ関数のアルゴリズム」はSHA-256等の説明です。「AES=現在の標準共通鍵ブロック暗号・128/192/256ビット鍵・高速・広く使われている」と覚えましょう!