情報セキュリティマネジメント
テクノロジ系
RSAの説明として適切なものはどれか。
1.
共通鍵暗号方式のアルゴリズム
2.
大きな数の素因数分解の困難性を利用した公開鍵暗号アルゴリズム
✓ 正解
3.
ハッシュ関数のアルゴリズム
4.
ストリーム暗号のアルゴリズム
📝 解説
RSA(Rivest-Shamir-Adleman)は「非常に大きな整数の素因数分解が現実的な時間では計算困難であるという数学的特性に基づく公開鍵暗号アルゴリズム」です。鍵のペアに例えると、RSAは「誰でも錠前(公開鍵)をかけられるが、専用の鍵(秘密鍵)がなければ開けられない」仕組みです。暗号化は公開鍵で行い、復号は秘密鍵でしか行えません。素因数分解の難しさを活かした仕組みで、「3×5=15の計算は簡単だが、15を3×5と分解することは大きな数では非常に困難」という非対称性が安全性の根拠です。鍵長は2048ビット以上(できれば4096ビット)が推奨されます。TLSハンドシェイク(共通鍵の安全な交換)・デジタル署名・認証に広く使われています。ただし共通鍵暗号(AES)と比べて処理が重いため、大量データの暗号化には向きません。誤答の「共通鍵暗号方式のアルゴリズム」はAES・DES等の説明、「ハッシュ関数のアルゴリズム」はSHA系の説明です。「RSA=素因数分解の困難性を利用した公開鍵暗号・鍵交換・デジタル署名に使用・処理は重め」と覚えましょう!