ITパスポート
ストラテジ系
BCP(事業継続計画)の説明として適切なものはどれか。
1.
新製品の開発計画
2.
災害や障害発生時に事業を継続するための計画
✓ 正解
3.
年間の販売計画
4.
ITシステムの更新計画
📝 解説
BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)は「自然災害・システム障害・感染症などの重大なインシデントが発生した際に、重要な事業を停止させずに継続するか、できるだけ早く復旧させるための計画」です。鉄道会社に例えると、「大地震が発生した場合でも、3日以内に主要路線の運行を再開する」という目標と手順を事前に定めておく計画がBCPです。BCPを策定する際の重要な指標として、RTO(Recovery Time Objective:目標復旧時間)とRPO(Recovery Point Objective:目標復旧時点)があります。RTOは「障害発生から何時間以内に復旧するか」、RPOは「どの時点のデータまで許容できるか(データのバックアップ頻度に直結)」を表します。BCPはITだけでなく人員配置・代替拠点・連絡体制など事業全体の継続性を扱います。BCPの上位概念としてBCM(事業継続マネジメント)があります。誤答の「新製品の開発計画」「年間販売計画」「ITシステム更新計画」はすべて通常の経営計画であり、インシデント時の事業継続に特化したBCPとは異なります!