応用情報技術者
経営戦略・企業と法務
「派遣契約」と「請負契約」の違いとして、適切なものはどれか。
1.
派遣契約は派遣先に指揮命令権があるが、請負契約は請負会社に指揮命令権がある。
✓ 正解
2.
派遣契約は成果物の完成が義務だが、請負契約は作業時間の提供が義務である。
3.
どちらも発注側に指揮命令権がある。
4.
請負契約は必ず常駐して作業しなければならない。
📝 解説
「派遣」と「請負」は働く場所が同じに見えても法的な関係が全く異なります。建設現場に例えると、派遣契約は「建設会社Aから現場作業員1名を借りてきて、発注者の現場監督が直接指示を出す」関係です。一方請負契約は「建設会社Aに工区の工事を丸ごと任せて、作業の進め方への指示はすべてA社内で完結する」関係です。法的に整理すると、派遣契約は指揮命令権が派遣先(借りた会社)にあります(労働者派遣法に基づく)。対して請負契約は成果物の完成・納品が義務で指揮命令権は請負会社にあります。発注者が請負会社の労働者に直接「こうしてください」と指示を出すと「偽装請負」として労働者派遣法違反になります。誤答の「派遣契約は成果物の完成が義務」はむしろ請負契約の特徴、「どちらも発注側に指揮命令権がある」は請負の場合に偽装請負になるため誤り、「請負契約は必ず常駐作業」も誤りです。「派遣先が指揮命令権→派遣契約」「請負会社が指揮命令権→請負契約」という違いを確実に覚えましょう!',["派遣契約は派遣先に指揮命令権があるが、請負契約は請負会社に指揮命令権がある。"